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『春夏秋冬』(しゅんかしゅうとう)は、かつて存在した日本のトーク番組である。1956年(昭和31年)の放送開始時の番組名は『雨・風・曇』(あめ・かぜ・くもり)であった〔日本テレビ社史 1950年代 、日本テレビ放送網、2009年12月19日閲覧。〕。 == 略歴・概要 == 1956年(昭和31年)6月、日本テレビ放送網が、社会時評番組『雨・風・曇』として放送を開始した〔。オリオン社の社長で、日本テレビの番組に関わり、本番組のプロデューサーを務める作家・画家の片柳忠男〔みんなで語ろう民放史 、椎橋勇、中国民放クラブ岡山支部、2009年12月19日閲覧。〕が、同年、『雨・風・曇 - 宣伝という窓から見れば』を新聞研究社から上梓した〔雨・風・曇 - 宣伝という窓から見れば 、国立国会図書館、2009年12月19日閲覧。〕。初期のレギュラー出演者は、作家・俳優の徳川夢声、元朝日新聞記者でジャーナリストの渡辺紳一郎、慶應義塾大学教授の奥野信太郎、詩人のサトウハチロー、漫画家の近藤日出造であった。20局ネットの人気番組となる。 1959年(昭和34年)6月25日、プロ野球の「天覧試合」が行われ、NHKとともに同局が放送権を獲得、テレビ中継を行い、中継終了と同時に本番組を開始した〔『キネマ旬報』第236号(1959年7月上旬号)、キネマ旬報社、1959年、p.129.〕。番組内では、天覧試合について語られた。同年11月に『春夏秋冬』と改題して放送はつづいた。当初は水曜日夜の番組であったが、途中で日曜日の朝の番組に変更になった。 1963年(昭和38年)、井上和男監督の映画『「可否道」より なんじゃもんじゃ』に、「春夏秋冬の名士たち」の役で、本番組のレギュラー出演者の、徳川夢声、渡辺紳一郎、奥野信太郎、サトウハチロー、近藤日出造がそろって出演している〔「可否道」より なんじゃもんじゃ 、キネマ旬報、2009年12月19日閲覧。〕。徳川夢声は、放送開始当初からのレギュラー出演者で、1971年(昭和46年)8月1日に死去するまで15年間出演をつづけ、徳川の最後のレギュラー番組となった。奥野は1968年(昭和43年)、サトウは1973年(昭和48年)、渡辺は1978年(昭和53年)、近藤は1979年(昭和54年)に死去している。 長寿番組であったが、1982年3月28日に放送を終了した。片柳忠男は1985年(昭和60年)に死去した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「春夏秋冬 (テレビ番組)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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